2014/12/25

マナウの種類(1)

2012年4月に東京でマナウが行われたときわたしはナウションにインタビューを行い、マナウに9つの種類のあることを知った。

Lasi Bawk Nawさんの"Traditions, Beliefs and Practices: Links with Nature Concervation in Kachin State (2007)"(以下、Traditions)には8種のマナウが挙げられ、そのうちひとつは上述のインタビューには出てこないものであった。

2012年7月に中国の昆明と瑞麗に行ったときに、中国語で書かれたカチン文化の本を数冊買ったが、そのうちには15種のマナウを記しているものもある。もっとも、語学力の問題で正確には分からないが。

ここではインタビューで得た9種のマナウにTraditionsの1種のマナウを加えた以下の10種について説明しよう。

1)ジュー・マナウ(Ju Manau)

2)スッ・マナウ(Sut Manau)

3)ティンタン・マナウ(Htinghtang Manau)

4)ティンラム・マナウ(Htingram Manau)

5)クムラン・マナウ(Kumran Manau、TraditionではGumran)

6)シャディッ・マナウ(Shadip Manau)

7)パダン・マナウ(Padang Manau)

8)ニンタン・マナウ(Ninghtan Manau)

9)クムルン・マナウ(カチン文字不明)

10)ジュビリー・マナウ(Jubilee Manau)

ナウションの冠