2014/12/17

カチン村へ

12月2日午後4時、ようやく来た迎えの車に乗って、チェンマイからカチン村に出発する。

ピーターさんは車で4〜5時間かかるといっていたけど、聞いてみたら2時間〜2時間半ほどだとのこと。以前はもっと道が悪かったのかもしれない。

車にはわたしたち2人を含めて全部で5人。4WDのラゲッジスペースは荷物で一杯だ。同乗者の一人は、去年の東京マナウの時に日本にも来たことがあるという若い人で、バンコクで大学を卒業した後、今はチェンマイで5年ほど暮らしている。何をしているかというとカチン民族機構(KNO)の代表、ボウムワン・ラロウさんの秘書で、今回のマナウでは会計を務めているという。

ボウムワン・ラロウさんはカチン有数の資産家でもあり、今回のマナウでもカチン独立機構(KIO)とともにスポンサーを務めている。

ちなみにいくらぐらいかかるのかと会計に聞いたら、まだ分からないが少なくとも200万バーツだという。日本円で700万円を超える。これにはマナウの開催費用だけではなく、ビルマや中国からやって来るカチン人の旅費、期間中の食費、宿泊にかかる費用、ゲスト・パフォーマーの費用などすべて含まれている。

マナウ期間中はわたしも食費はただで済むというわけだ。

車の中から