2015/12/09

儒林外史

知らない電話番号からこんなメールが来てギクリとする。

「線さえ。。。儒者をの髪さいおねがいしむす。。。わたしどこにきむsか」

謎のメッセージ……。

病んだ言葉遣い……。

だが、読み直すと意味が通じた。

「先生、住所の紙、サインお願いします。私はどこに行けばいいですか」

つまりわたしが仮放免の身元保証をしている人が、入管に出す住所変更届にわたしのサインを必要としているのである(なお、その人は電話番号を変えたばかりだった)。

「行く」にすべきを「来る」としたのはビルマ語の影響だろう。

なお、「先生」というのは、通常は教師や偉い人などを呼ぶのに使われるが、ビルマ人の場合は、入管収容所職員のような厄介な相手に対しても使うことも申し添えておきたい。