5月10日の日曜日、NDF(民族民主戦線)の結成33周年を記念する式典が、大塚で開かれた。
NDFは、当日配られた資料によれば次の8つの非ビルマ民族組織から構成される軍事連盟である。
1) アラカン解放党 ARAKAN LIBERATION PARTY
2) チン民族戦線 CHIN NATIONAL FRONT
3) カレン民族同盟 KAREN NATIONAL UNION
4) ラフ民主同盟 LAHU DEMOCRATIC UNION
5) 新モン州党 NEW MON STATE PARTY
6) パオ人民解放機構 PA-O PEOPLE'S LIBERATION ORGANIZATION
7) パラウン州解放戦線
8) ワ民族機構
NDF日本支部ができたのは2001年4月。パラウン民族のマイチョーウーさんがずっと代表を務めている。彼はまた在日ビルマ連邦少数民族協議会(AUN-JAPAN)の創立者の1人であり、日本の非ビルマ民族運動をずっとリードしてきた人だ。
マイチョーウーさんによれば、今回の式典は日本ではじめてだが、日本人ばかりでなく、ビルマ人にもあまり知られていないNDFについて、ぜひとも知ってほしいと思って開催したそうだ。
「33年もの長きにわたり、互いに協力しながら闘ってきた非ビルマ民族の気持ちを知ってほしい」とのこと。
会場にいた日本人はわずかだったが、少なくとも140人の在日ビルマ民主化活動家が参加し、まずは成功というところだと思う。