2014/11/25

増える難民、泣きの入管(1)

仮放免中の人は、身元保証人のサインをもらって定期的に入国管理局に行って、仮放免期間延長許可を申請しなくてはならない。

この仮放免期間はこれまでは1ヶ月、3ヶ月、長いもので6ヶ月だが、ここ半年ほどの間に、3ヶ月、6ヶ月の仮放免期間が続いてきた多くのビルマ難民が、1ヶ月に短縮されたという話をよく聞くようになった。

BRSAの中にもそうした人が多く、みんな心配している。 BRSAの会議でも懸念を訴える人が出た。ビルマの状況が変わったために入管はビルマ難民に厳しくすることにしたのではないかとか、入管への収容、あるいは強制送還の先触れではないかとか。

しかし、わたしの印象からすると、入管が個別の国の状況に応じた対応をするとは考えにくい。また、入管は、国際条約である難民条約に基づく難民認定申請中の者をまとめてひっつかまえて送還するなどという大胆で派手なことは好まない。入管という国境では何事もひっそりとしていなくてはならないのだ。

品川入管