2014/11/02

臭い豆

また大塚のレストランの話だが、今度はBRSAのメンバーでよく行く中華のお店で、名を大肚魚飯店(だいどいはんてん)という。

もともとはマレーシア出身だという中華系のご夫婦がやっている。大きなアロワナの水槽と鳩山邦夫来店時のお写真が飾ってある。

この店でおいしいのは焼鴨肉とカリカリの皮付き豚肉で、ビルマの人はこれが好きなのでついここに来てしまうというわけ。

この前、BRSAの会議のあとにみんなで行ったとき、臭い豆があるから食べようということになった。

その豆は、ビルマ人の大好物で、これを食べると数日汗も大小便も臭くなるのだという。


写真の緑色の大きな豆がそれで、確かに癖のある匂いがする。わたしは名前を知りたくなって、お店の人に尋ねる。

「臭い豆だよ」

「いやそうじゃなくて中国語で何というんですか」

彼女はメニューを見せる。

「臭豆」とだけ書いてある。ほんとだ。



ビルマ語ではタニンディとかいうらしい。

調べれば分かるが、この豆はネジレフサマメノキの豆で、東南アジア一帯で食べられるもののようだ。

後になって思い出したのだが、タイ・ビルマ国境に行ったときもっと大きいものを食べたことがあった。カレン語で何といったか忘れてしまった。

で、帰宅しておしっこしたら本当に臭かった。