2011/06/09

副会長

タイでもAKBでも総選挙の真っ最中だが、それとはまったく無関係に在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)でも5月29日に役員選挙が行われた。

今回は会長の大瀧さんが早くから辞めると公言していたので、副会長である自分が会長を引き受けなければならない事態を含めて、わたしは他のビルマ人役員といろいろ相談していたが、総会がはじまってみれば大瀧さんが翻意され、会長不在という事態は回避された。

わたしとしてはもともと今期で副会長を辞めるつもりであったが、こうした状況ではそれを押し通すのは難しく、結局、立候補せざるをえなかった。

わたしの信任投票は信任72、不信任5、無効2という結果だった。信任よりも不信任を投ずるほうが心理的エネルギーをより消費すると思われるので、実際には不信任はもっと多いに違いない。

選挙委員会の発表によれば、無効票2のうち1が、マルでもバツでもなくハートマークだったとのことで、 これにはみんな笑った。わたしも同じように笑ったが、後になってよくよく考えてみるに、これは「真面目に副会長をやらなければお前の心臓をえぐり出してやる」という警告ではないかと思われるようになり、もはや笑えなくなった。