帰りの電車の中で空いている座席を探してふらふらと歩いていたら、よく見る顔のビルマ人が座っているのに気がついた。
挨拶をする仲ではあるが、じっくり話したことはない。電車の中でいろいろ話を聞くことができた。
その人の名はテイティッ(HTAY THIT)さん、ビルマ人の映画監督・画家だ。
彼は去年最初のビデオ作品を公表していて、ぼくも持っている。とはいえ、友人が出ているところしか見てはいないのだが。
現在2作目を撮影中とのことで、年末には編集作業に入れるとのことだった。
第1作は短編映画集だったが、今度は長編映画。ナルギス・ハリケーンを背景に、ビルマの子どもたちの運命を描く、笑いと涙の物語だという。
面白いのが、ビルマの大河、イラワディ川の情景を江戸川で撮影していること。結構感じが出ているのだそうだ。
テイティッさんに関しては「平和の翼ジャーナル」にインタビューが掲載されている。これを読むともっと詳しく彼のことがわかる。参考までにリンクを貼っておこう。