2011/08/22

カレン殉難者の日式典報告

8月14日、東京でカレン殉難者式典が開催された。主催は海外カレン機構(日本)OKO-Japanで、主な内容は、式典出席者全員によるカレン人の殉難者への献花、殉難者の日の由来と歴史の説明、各招待団体の演説など。

出席者は約90名。

わたしが担当したのは次の2つのパート。

1)カレン殉難者式典のためのメッセージ・ビデオ制作。
これは、5月のカレン・ユニティ・セミナーに参加したとき撮ってきたもので、カレン民族同盟(KNU)副会長デビッド・ターカボーさんと同事務総長ジポラセインさんのメッセージだ。

前者はビルマ語(3分)で、後者はカレン語(4分)。

2)式典後半の特別プログラムとしてカレン・ユニティ・セミナーの報告とビデオ上映。
上映したビデオは次のようなもの。

A. YouTubeで公開されているセミナーのビデオ(カレン語)に日本語の字幕をつけたもの。さらに独自に、カレン・ユニティ・セミナー実行委員会からの日本のカレン人への呼びかけを追加。全部で約9分。

B. KNUのメディカル・トレーニング・センターに行ったときの様子を5分程度にまとめたもの。

C. セミナー会場で捕獲されたオオトカゲをめぐる対話と、その運命を記録したもの(14分)。

プロジェクターなどはめったに使わないので、いろいろトラブルはあったが、なんとか終了。

せっかく作ったのでいずれ上映会でも開きたいと思う。

 敬礼。

今年は新しい趣向として、出席者全員が花を一輪献花することになった。
花は一本100円とのこと。

デビッド・ターカボーさんのメッセージ上映。
各民族間の協力を促すもので
「ビルマ人にもいい人は少しはいるのでビルマ人とも協力すべき」
との言葉にはみんな笑ってた。


 田辺寿夫さんの演説

集合写真