2010/02/15

カレン革命記念日

1月31日、カレン民族同盟(日本)KNU-Japanの主催により、第61回カレン革命記念日(Karen Revolution Day)と第63回KNU記念日(KNU Day)の式典が駒込地域文化創造館4Fで午後6時〜9時に行われた。

KNU記念日は1947年のカレン民族同盟結成を記念する日で、革命記念日はその2年後に起きたビルマ政府に対する武装闘争(戦争)の勃発を記念する日。

式典には海外カレン機構(日本)、在日カレン民族連盟などの在日カレン人難民のほか、非ビルマ民族を含むビルマの人々の政治団体が多数出席した。

同時に別の場所でモン民族の革命記念日式典が行われたせいもあり、人の出入りが激しかったが、100人弱の参加者があったのではないかと思う。

日本人も数名出席していた。

主な内容はというと、カレン民族旗の掲揚、カレン民族の歌、各記念日の歴史について、KNU議長のメッセージ、KNU-Japanメンバーによる歌、KNU-Japan議長による演説、各団体の祝辞。


KNU-Japan議長のモウニー(ソウ・ミョーカイシン)さんは、他の男性メンバー共々、迷彩服にベレー帽という出で立ち。演説では、百戦錬磨の指揮官が兵士に語りかけるがごとき威厳。演説の最中、不意にどこかに向かっていかめしく敬礼したりもした。


モウニーさんは長年の友人で、ぼくが敬愛しているカレン人の1人だが、少しやりすぎな感じだった。

祝辞のコーナーでは、僕も一言話させてもらったが、準備をしていなかったのでどうでもいい内容。

もうひとり日本人のゲストが祝辞を述べた。インドシナ難民支援に長年関わってきたという方で、おそらく今回の式典の由来を十分に意識されてのことだと思うが、「難民は平和の使者」と語られた。

非常に重みのある言葉だったと思う。