2月14日、午前11時、在日チン民族協会(CNC-Japan)の役員会議に出席する。
チン・フォーラムのビクター・ビヤックリアンさんが来日していて話をしていたのだが、その内容はともかく、この日の会議は、いつも資金難のCNC-Japanらしからぬ高価な場所で行われた。
その会場とは、豊島区民センターのイーストステージ・いけぶくろ (文化ホール)の舞台の上(写真)。このホールは200人強のキャパがあるが、この日会議に出席したのは、14人程度。
なんとも贅沢な会議だが、その裏には泣くに泣けない事情があった。
実はこの日、チン民族の日の式典を行う予定だったが、ビルマ連邦記念日式典がこの日にずれ込んだため、21日に延期せざるをえなくなったのだという。
CNC-Japanは式典のために午前と午後を押さえていたのだが、結局、午後はキャンセルし、午前は会議に使うことにしたのだそうだ。午前の会場費と、午後のキャンセル代で3万円以上、会議そのものは1時間半程度だったから、1時間の使用料が2万円以上という、実に高い会議となってしまった。
会議の後、恒例の集合写真を舞台の上で撮影したのだが、カメラのシャッターボタンを押す指にも心なしか力が入っていたような気がする。