2016/01/13

渡邊彰悟弁護士講演会(1)

1月10日池袋にて、在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)主催の「渡邊彰悟弁護士講演会:在日ビルマ人と難民問題」が行われた。

会場の開く13時に準備のために行くと、もう渡邊先生がいらしていて、薄暗い中で待っておられた。開始時間が間違って伝わったようで責任者のわたしとしては申し訳ないかぎりだ。

どれだけ集まるか不安だったが、結局、50人はいる会議室が満員になった。ほとんどがビルマの人々で、しかも、BRSA会員以外の人々もたくさん来てくれた。その中には在日ビルマ人コミュニティの主なリーダーも含まれていた。

これだけ集まったのは、渡邊先生、そして通訳してくださった田辺寿夫さんの存在はもちろんのこと、呼びかけてくれたBRSAの幹部の努力もあったと思うが、なによりも現在の在日ビルマ難民の不安定な状況をどう向上させるかについて切実な関心をこれらの人々が抱いているからに違いない。

2時間の講演会は、出席者からの活発な質問や意見を交えながら行われ、全体として密度の濃いものであった。