2012/02/02

カレン民族同盟の日とカレン民族革命記念日

1月29日日曜日の夜、駒込で第65回カレン民族同盟の日と第63回カレン民族革命記念日が開催された。

カレン民族同盟の日は、カレン民族同盟(KNU)の創立記念日で、革命記念日のほうはビルマ政府に対してKNUが武力で抵抗を始めた日を記念するもの。主催は在日カレン人の政治団体KNU-Japan。

出席者は70名程度で、第3国定住プロジェクトで昨年日本にやってきたカレン人家族も来ていた。

式典は演説、KNUの声明の読み上げ、カレン民族の歌の披露、来賓団体のメッセージなど、ありふれたもので、6時から9時まで。特筆すべきものはない。

KNU-Japan代表のミョーカインシンさん(モウニーさん)の演説を少し紹介すれば、「日本は中国などと問題を抱えているが、それでも国際社会では協力する姿勢を保とうと努力している。私たちカレン人も日本にあっては日本人と、ビルマにあっては他の民族と協力して頑張らなくてはならない」という、カレン人が陥りがちな孤立主義を戒めるもの。

わたしもメッセージで「ビルマが変わりつつある今こそ、非ビルマ民族の蓄えてきた力が試される」 というようなことを、短く話した。

式典では軽食として春巻き3本入ったパックが配られた(ビルマの催し物ではよくあること)。腹が減ったので3本瞬く間に平らげると、友人のLさんが、くれるというので1パックもらう。

ぼーっとして椅子に座っていると、今度は余ったので、とKNU-Japanのメンバーがさらに2パックくれた。式が終わり、帰ろうとしていると、ほら、持ってけと、もう2パック渡される。

これじゃ春巻き貰いに行ったようなものだ。