2013/09/30

The Kids are Alright

在日カレン人のキリスト教徒の団体,カレン・クリスチャン・フェローシップ(KCF)が駒込の教会で行っている礼拝が,これまで月1回だったのが最近2回になった。

毎月最後の日曜日の午後に加えて,その前の日曜日にも礼拝が「守られる」ようになったのだ(これは日本のキリスト教の言い回しだ)。 これはとてもよいことだ。

月1回ではなかなか行く機会がなかったが,2回となるとそうでもない。それで,この間の9月22日,時間があったので,5才の娘を連れて教会に行った。

娘を連れて行ったのは,同い年の子がいるためで,退屈しないだろうとの判断であったが,その子は遅れてきて早く帰ったので,少々当てが外れた。結局,娘は退屈し,それどころかわたしまで退屈して礼拝中2人で寝てしまった。しかし,礼拝はビルマ語とカレン語なので,誰もわたしを責めはしないだろうと思う。

カレン民族同盟(KNU)日本代表のモウニーさんも礼拝にいて,説教の内容を親切にも通訳してくれた。しかし,わたしは非常に眠たかったので,彼の親切はまさに「空の空なるかな(伝道の書)」という次第であった。

またモウニーさんはわたしが娘を連れてきたのを喜び,特別なプレゼントをしようとしてくれた。彼はカレン民族の誇りである民族旗のバッジを娘にあげようとしたのである。

娘「大丈夫……」

おい,断るなよ!

娘(もじもじしながらわたしに小声で)「いらない……」

まったくモウニーさんに申し訳ない父娘であった。


これがバッジだ!