2014/09/04

カレン人のおごり

カレン人の友人が飯をご馳走してくれるというので、大久保に行った。

彼はなかなか高級な焼き肉屋で働いており、わたしは以前その店でもおごってもらっていた。

駅に着くと、待っていた彼が「ちょっと近くにいいイタリアンがある」という。

で、連れてってくれたのがサイゼリヤ。

いいえ、おごってもらう立場です。何も言うことはありません。いいレストランです。ですが、その店、ウチから歩いて五分のところにもあって、子どもを連れてしょっちゅう行くんです……。

カレン人というのは奇策を弄したり、変に気取ったりすることを好まない人々だ。この民族にとっては日常的であるということが最上の価値を持つのである。

ゆえに、友人をもてなすのに、日本人がたまにするように奮発して普段行かないようなレストランに行くなんてありえない。なによりも馴染みの店に連れて行くのが最良のチョイスなのだ。

しっしかし、大久保ですぜ? あの韓国料理屋のひしめく!

あれ、変だな、なんだかピザがチヂミに見えてきやがった……。