2012/10/12

NHKニュース「おはよう日本」

10月11日午前7時放送のNHKニュース「おはよう日本」で、在日ビルマ人・カチン人とカチン州の戦争が取り上げられたのだが、その一部でわたしがカチン州で撮影した映像が使用された。

「映像提供」としてビルマ・コンサーンの名前も出してもらえるという。となると、放送を見た人がビルマ・コンサーンのサイトに来てくれるという可能性もないとは言い切れぬ。しかし、更新が1年以上滞っているのを見たら? みっともねえ! というので、慌てて更新したというわけだ。

たまの来客に、おおわらわで掃除をしだすものぐさな家庭のようだ。これもウチだ。

今回映像を提供したのは、放送に登場したムング・ナンユンさんの紹介によるもので、NHKの報道局の方が、彼女が国内避難民キャンプにいる映像やなんやを必要としていたのだった。それで、彼女と一緒にカチン州を訪問したわたしの出番となった。

わたしは早速パソコンを持ってって、撮ってきた秘蔵映像を見せたのだが、まあ、ひどかった。手ぶれが。5秒とじっとしてられない。

6月28日にわたしはナンユンさんたちと中国国境にある難民キャンプに行った。この時のことだが、彼女は苦境に喘ぐ自分の同胞たちを見て思わず泣いてしまった。これはとても感動的なシーンだ。

だが、わたしの映像マジックにかかれば! 泣いているナンユンさん、フレーム・インとフレーム・アウトを繰り返してた。まるで白昼空高く飛ぶUFOを撮影したみたいに……その手の特番じゃあない!

ま、それでも矢追ディレクター、いや違かったNHKの記者の方は使えるところを探してくださった。うまくスローモーション処理を施してた。

そればかりでなく親切にもアドバイスをくれた。三脚を使って撮影すれば資料価値が高くなる、と。

なんと! さっそく娘の運動会で実践だ。

保育園の先生が注意したってどくものか。こっちは資料価値だ。

モンスタ〜〜・ペアレ〜ント!