2008/10/27

OKO-Japan選挙

在日カレン人の民主化団体である海外カレン機構(日本)Overseas Karen Organization Japan, OKO-Japanの2008年〜2010年の役員選挙が10月26日東京、高田馬場で行われた。

参加したメンバーは16人。選挙委員として、NLDのトーマス・ゴンアウンさん、KNU-Japanのソウ・ミョーカイシンさん、ゾエガビン・マガジンのサ・タウンウィンさんが選挙を公平に進行する中、以下の8人の新役員が選出された。

会長 ソウ・フラジー (Saw Hla Gyi) 8票

事務局長 ノウ・トゥエポウ(Naw Twai Paw) 9票

副事務局長 ソウ・ネイアウン(Saw Nay Aung) 7票

会計 ナン・トゥエトゥエウィン(Nang Thwe Thwe Win) 9票

会計監査 ノウ・エムー(Naw Eh Mu) 8票

国際担当 熊切拓 13票

役員 ソウ・ロイド(Saw LLoyd) 5票

役員 S.ウィンスエ(S. Win Swe) 11票

2007年〜2008年のOKO-Japanは活動面ではなかなか厳しい状況もあった。とはいえ、JACへの参加、AUN-Japanとの共同声明への参加、カレン殉難者の日の開催など基本的な活動を継続することができたのは、前会長のソウ・ロイドさん、ソウ・フラジーさん、S.ウィンスエさん、ナン・トゥエトゥエウィンさんの働きによるところが大きい。

また、この1年の間に半数以上のメンバーが、難民として何らかの滞在資格を得ることができた。これも大いに喜ばしいことだ。

今回の選挙により3期にわたり国際プログラム担当を務めることになったが、これはOKO-Japanをはじめた頃は、外国に行けるのはぼくを除けば一人しかいないという状況によるものだった。半分以上のメンバーがビザを得た現在、タイの難民を支援するのになにも日本人の力を借りる必要はない。自分たちでどんどん積極的にやるべきだと思う。とはいえ、新会長の勧めもあり、とりあえずもう一期がんばらせていただくことに。

感謝のスピーチをする前会長のソウ・ロイドさん

会場の様子

2008年〜2010年の新役員と選挙委員

OKO-Japanのメンバー

選挙の運営を支援してくださったカレン人夫妻
チョースエウー(Kyaw Swe Oo)さん、ノウ・サンインモウ(Naw Hsan Yin Mo)さん
そして8月に生まれたばかりのモモちゃん