2014/12/17

蚊帳

12月2日、カチン村の最初の夜。

雨季にタイのメーソットに行ったときはひどく刺されて帰国してから一ヶ月も腫れが止まらず、今年の7月のエーヤーワディ・デルタ旅行では、食われた後を掻きむしってついに膿んでしまった。しかし、今の季節は大丈夫だろうと思ってチェンマイのカチン村に来たら、やっぱりいるのですね、蚊。

それで家の主が蚊帳を用意してくれたのだが、これはタイ政府が配布しているもので、Vestergaard社の製品。

この家では使わないのか未開封の新品で、それはいいのだが、裏の使用上の注意を見ると、「最初の使用の前に24時間天日干しすること」と、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語で書いてある。

わたしたちはかまわずビニール袋を破る。

なぜなら、蚊というものは24時間どころか1秒だって待ってくれるものではないからだ。