2014/12/21

マナウ広場

12月3日、タイ北部のカチン村で最初の朝を迎えた。

マナウ祭りは明日からなので特にすることもなく、ピーターさんに付いて回る。彼はこの村のあちこちに旧友がいて、若い頃の話にふけっている。

昔話が終わると、彼はわたしをマナウ広場(Manau Wang)に連れて行った。

東京マナウでは芝公園にマナウ広場を設置したが、ここではカチン村だけあって、マナウ広場が常設されている。

円形の竹の柵で囲まれていて、直径は30メートルというところ。その中央にマナウのシンボルであるマナウ柱がある。

東京マナウなどでのように、木製のマナウ柱を組み立てる場合もあるが、ビルマのカチン州、中国のカチン人自治省などでは、コンクリ製のマナウ柱が建てられ、町とカチン民族のシンボルとして屹立している。

バンマイサマキのマナウ広場とマナウ柱
祭りのために太鼓や櫓が設置され、飾りつけられている。

2013年11月に東京で行われたマナウ広場とマナウ柱(芝公園)

徳宏傣族景頗族自治州瑞麗市のマナウ柱
(2012年7月撮影)