2014/12/19

カチン村の店

わたしが12月2日から7日までの間滞在したタイ北部のカチン民族の村(バンマイサマキ)に、小中高の学校がないことはすでに書いたが、保育所もない。

ホームステイ先の隣がかつてそれだったそうだが、今は閉められている。

わたしが見聞きした限りでは村にある施設などは次のようなもの。

教会が3つ(カトリック、バプテスト、チャーチ・オブ・クライスト)。
公営の農業関係の施設。
カチン文化を教える施設。
雑貨や食料を売る小さな商店が2〜3。
カフェが少なくとも一つ。

タイのどこでもある、バンコクなどでは数十歩ごとに出くわすようなセブンイレブンは存在しない。

わたしがホームステイした家には、20リットルの飲料水ボトルやトマト、ショウガ、カボチャ、ミカンなどの農産物が隣接した納戸に無造作に積まれていた。収穫物かと思っていたが、実はここで商売しているのだった。

さて、村のお店についてピーターさんが言うには、昔から村には店があったが、村人が掛け買いばかりして、結局踏み倒すので、一度みんな潰れてしまったのだという。

それで、今ある第二世代のお店ができるまでは、みんなわざわざ隣の村まで行って買い物をしていたそうだ。
カトリック教会



マリア像

村のカフェ