マナウ広場の中央に設けられ、マナウばかりでなくカチン民族の象徴でもあるマナウ柱(マナウ・シャドゥンManau Shadung)で、この柱についてリーチは「とりわけ目立つものではないが、造形美術に関する限りカチンによる美術的達成の頂点をなす(『高地ビルマの政治体系』p133)」と述べている。
マナウ柱は通常、長い板で作られる。高さはマナウの規模により、3メートルほどのものから、おそらく20メートル近くになるものまである。非常に大きいものは木材ではなく、すでに述べたようにコンクリートで作られている。
マナウ柱は4本から10本の垂直の柱と、それらを補強するX型に交叉した左右2組の柱、そして横に渡された土台の柱とその上の1本の柱からなる。それぞれの柱に名称がある。
垂直の柱は3種に分けられる。中央のもっとも高い2本の柱は、ドゥンラー(Dung La)、ドゥンイー(Dung Yi)とそれぞれ呼ばれる。この2本の柱はマナウ柱に不可欠である。ドゥンラーは男性の柱、ドゥンイーは女性の柱とされている。
脇の短い柱にも男女の区別がある。このように男女が並置されるのは、男女の平等を表しているのだという。
その両脇に同じ数だけ並ぶより短い柱は、ドゥンノイ(Dung Noi)と呼ばれる。これらの短い柱は、マナウの主題によってさまざまな文様があり、また本数もさまざまである。斜めの柱にはドゥントン(Dung Tawn)、土台の柱にはドゥンビェ(Daung Bye)という名がある。
これらの柱には、渦巻きや直線による模様が主に赤、緑、白、黄色、青などのペンキで描かれている。この模様はかつては柱に彫刻されていた。
マナウ柱は通常、長い板で作られる。高さはマナウの規模により、3メートルほどのものから、おそらく20メートル近くになるものまである。非常に大きいものは木材ではなく、すでに述べたようにコンクリートで作られている。
マナウ柱は4本から10本の垂直の柱と、それらを補強するX型に交叉した左右2組の柱、そして横に渡された土台の柱とその上の1本の柱からなる。それぞれの柱に名称がある。
垂直の柱は3種に分けられる。中央のもっとも高い2本の柱は、ドゥンラー(Dung La)、ドゥンイー(Dung Yi)とそれぞれ呼ばれる。この2本の柱はマナウ柱に不可欠である。ドゥンラーは男性の柱、ドゥンイーは女性の柱とされている。
脇の短い柱にも男女の区別がある。このように男女が並置されるのは、男女の平等を表しているのだという。
その両脇に同じ数だけ並ぶより短い柱は、ドゥンノイ(Dung Noi)と呼ばれる。これらの短い柱は、マナウの主題によってさまざまな文様があり、また本数もさまざまである。斜めの柱にはドゥントン(Dung Tawn)、土台の柱にはドゥンビェ(Daung Bye)という名がある。
これらの柱には、渦巻きや直線による模様が主に赤、緑、白、黄色、青などのペンキで描かれている。この模様はかつては柱に彫刻されていた。