2014/11/07

BRSA流モヒンガー

松戸の馬橋のお寺でイベントがあり、ブースを出しませんかと誘われたので、在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)の活動の一つとしてモヒンガーの店を出すことにした。

モヒンガーというのはドロッとした魚のスープに素麺(本当は米の麺)とゆで卵を入れたもので、ビルマの朝食、軽食の定番だ。

スープはナマズで取ったもので、これにパクチー、レモン、豆のフライ,チリパウダーをお好みで加えて食べると恐ろしくうまい。

ビルマを紹介するのにちょうどいいし、しかも簡単に作れる。というのも、インスタントのスープが売っていて、これをお湯に溶かして素麺を入れるだけで完成なのだ。

ところが、わたしの伝え方がまずかったのか、モヒンガーの準備をしてくれることになったBRSAの役員が一からスープを作り始めた。

しかも、日本ではよいナマズが手に入らないからと、肉質の似ている海の魚で代用するこだわりようだ。

結果的に大変な手間がかかった。役員たちは寝る間を削ってモヒンガーの仕込みをしてくれた。もうふらふらだ。

すべてが終わった後、役員の一人がわたしに言った。

「どうしてモヒンガーにしたんです。モヒンガーはビルマの料理の中で一番難しいんですよ!」

知らんかった……。

 スープ作り

モヒンガーに入れる豆のフライも手作り 

タイの身をほぐし,味付けをしたスープの素 

タマネギをたっぷり入れる 

スープの完成も近い 

出来上がり 

BRSA流モヒンガー