11月19日お昼のビルマ軍によるカチン独立軍(KIA)士官学校攻撃の続報がThe Irrawaddy誌で報じられている(Burma Army Says Deadly Shelling of Rebels Was ‘Unintentional’)。
それによると、ビルマ軍は今回の攻撃が「意図せぬもの」であったと発表しているとのこと。
ビルマ軍の主張によれば、砲撃があった地点から70キロ離れた中国の芒市近くで道路建設を行っていた自軍をカチン軍(KIA)が攻撃したとし、それに警告を発するために砲撃を行ったのだという。そして、士官学校で訓練が行われていたことはまったく関知せず、狙って撃ったわけではないと。
ビルマ軍幹部が語るには「このたび人命が失われたことはとても残念だ。和平交渉に影響がないことを望む」ということで、これに対しKIA側は、砲撃に先立ってカチン軍がビルマ軍を攻撃したという主張を否定しつつ、
「ビルマ軍の嘘つき」
と語ったという。そりゃそうだ。
もちろんカチン側の主張を鵜呑みにできるわけではないが、ビルマ軍の「ごっめ〜ん、やっちゃった! じゃね!」感が強烈すぎる。