2014/11/05

ウ・オッタマ追悼式典

アラカン人政治グループ、アラカン民主連盟(亡命・日本)のリーダー、ゾウミンカインさんから電話がかかってきて、誰かのおじさんの追悼式をやるから、と招待されたので、なんだろうと思って行ってみると、アラカン人の僧侶、ウ・オッタマの追悼式典なのだった。

池袋の豊島区民センター、9月7日のことだ。

ウ・オッタマというのは、イギリス植民地時代のビルマで独立のために闘った最初期の活動家の一人だ。

その一方、日本と縁が深かったためと、アラカン民族であるため、今までの軍事政権では不当に扱われてきた人なのだという。

そこに、日本でアラカン民族が彼の記念式典をする意義がある。

しかし、約束の時間通りに来たのになかなか始まらない。そのせいでわたしは別の約束をキャンセルすることになった。

式典が始まって、いろいろあって、ゾウミンカインさんが挨拶することになったが、こんなに遅れたのに自分が先に話すわけにいかない、とすぐに来賓挨拶にプログラムを進めたのは、誠実な彼らしいことであった。

写真を何枚か。



ゾウミンカインさん 

田辺寿夫さん 

アラカンの民族衣装