ビルマには普通の紙巻きタバコのほかに,セボレィッと呼ばれる独特な葉巻がある。長さは10センチほどで,紙巻きタバコと同じくらい愛好されている。
セボレイッをまれにチェルーと呼ぶ人がいて,わたしは別名かと思っていたが,これは英語のcheroot《両切り葉巻》であるようで,もしかしたらわたしに英語で言い換えてくれていたのかもしれない(ただし,英語の発音はシェルート)。
cherootというのは英語らしくない単語で,語源を調べてみたら,南インドのタミール語の《(タバコの)一巻き》に由来するという。
確かに,インドのタミール州でわたしはセボレイッよりも細く短いが似たような葉巻を見たことがある。
ビルマの文化はインド文化にいろいろな影響を受けているから,2つのcherootの間には単なる単語上の繋がりを越えた実質的なものもあるかもしれない。
セボレイッをまれにチェルーと呼ぶ人がいて,わたしは別名かと思っていたが,これは英語のcheroot《両切り葉巻》であるようで,もしかしたらわたしに英語で言い換えてくれていたのかもしれない(ただし,英語の発音はシェルート)。
cherootというのは英語らしくない単語で,語源を調べてみたら,南インドのタミール語の《(タバコの)一巻き》に由来するという。
確かに,インドのタミール州でわたしはセボレイッよりも細く短いが似たような葉巻を見たことがある。
ビルマの文化はインド文化にいろいろな影響を受けているから,2つのcherootの間には単なる単語上の繋がりを越えた実質的なものもあるかもしれない。
2012年6月のライザで。