東京拘置所の面会所出入口には,内部は撮影禁止との張り紙があり,したがって外側の写真しかない。
出入口玄関の外と玄関の脇の小部屋が喫煙所になっている。
入るとまずベンチが並ぶ待合所がある。その右手が一般受付窓口,さらにその奥が面会者の入る検査室で,左手は差し入れ物品を販売する売店,さらにその奥には差入れ受付窓口がある。
面会までの流れは以下のようなものだ。
1)面会申出書に記入。
これには次のような項目がある。
面会したい相手の名前。性別。面会者との関係。面会理由。面会希望者の名前・住所など。面会希望者の名前欄は3つある。
面会申出書の書き方例が貼られており,面会相手の名前に「東拘太郎」,面会希望者として妻の「東拘花子」,長男の「東拘一郎」,次男「東拘次郎」と記されていた。
2)面会申出書を一般受付窓口に提出。身分証が必要になる場合もあるが,わたしの場合はそうではなかった。
ガラスの向こうに制服を来た職員がおり,申出書を受け取る。
受付の上には,面会心得と面会時間の案内が掲示されていた。心得のほうは長く,要するにおかしなことをしたらダメだぞ,というもの。面会時間は,午前は8:30〜11:30,午後は12:30〜16:30,差入れは8:30〜3:30とあり,英語でも記されている。
窓口の脇には,年末年始は混むので受付も時間がかかる,という張り紙が貼ってある。
3)面会整理表を窓口から受け取る。
これは以下のようなものだ。
4)入口前の「一階待合室」で待つ。
この待合室には2台のテレビが壁に据えられている。ひとつは一般のテレビ放送が流れており,もうひとつには呼び出しのあった番号が表示されている。
これを見ると,面会には「一般面会」と「弁護人面会」の2つがあるということ,そして面会室があるのは2階,4階,6階,8階,10階だということがわかる。
さてわたしの場合は,申出書を記入してから呼び出されるまで15分はかからなかった。
待合室左手の売店だが,食べ物や衣類なども売っていた。
わたしがじっくり見たのは雑誌類で,たいていの一般誌が揃っていた。
「週刊新潮」や「週刊文春」「ニューズウィーク」「週刊ポスト」「プレイボーイ」などの週刊誌。
「ジャンプ」などのマンガ週刊誌。
釣り雑誌,ゴルフ雑誌,「ムー」「SAPIO」などもある。
特に充実していたのは実話系だ。「アサヒ芸能」「実話ドキュメント」「増刊大衆」「実話時代」などはよく見かけるが,「実話時報」「実話大報」なんてのははじめて。
しかも見出しが「三代目弘道会執行部がどうたら」とか「六代目山口組がどうこう」というもので,これら専門的なジャーナルは拘置所の中の専門家の必携書なのだろう。
しかし,一番笑わせてくれた雑誌はといえば「おとなの週末」のほかにはない(誌名がね)。
出入口玄関の外と玄関の脇の小部屋が喫煙所になっている。
入るとまずベンチが並ぶ待合所がある。その右手が一般受付窓口,さらにその奥が面会者の入る検査室で,左手は差し入れ物品を販売する売店,さらにその奥には差入れ受付窓口がある。
面会までの流れは以下のようなものだ。
1)面会申出書に記入。
これには次のような項目がある。
面会したい相手の名前。性別。面会者との関係。面会理由。面会希望者の名前・住所など。面会希望者の名前欄は3つある。
面会申出書の書き方例が貼られており,面会相手の名前に「東拘太郎」,面会希望者として妻の「東拘花子」,長男の「東拘一郎」,次男「東拘次郎」と記されていた。
2)面会申出書を一般受付窓口に提出。身分証が必要になる場合もあるが,わたしの場合はそうではなかった。
ガラスの向こうに制服を来た職員がおり,申出書を受け取る。
受付の上には,面会心得と面会時間の案内が掲示されていた。心得のほうは長く,要するにおかしなことをしたらダメだぞ,というもの。面会時間は,午前は8:30〜11:30,午後は12:30〜16:30,差入れは8:30〜3:30とあり,英語でも記されている。
窓口の脇には,年末年始は混むので受付も時間がかかる,という張り紙が貼ってある。
3)面会整理表を窓口から受け取る。
これは以下のようなものだ。
4)入口前の「一階待合室」で待つ。
この待合室には2台のテレビが壁に据えられている。ひとつは一般のテレビ放送が流れており,もうひとつには呼び出しのあった番号が表示されている。
これを見ると,面会には「一般面会」と「弁護人面会」の2つがあるということ,そして面会室があるのは2階,4階,6階,8階,10階だということがわかる。
さてわたしの場合は,申出書を記入してから呼び出されるまで15分はかからなかった。
待合室左手の売店だが,食べ物や衣類なども売っていた。
わたしがじっくり見たのは雑誌類で,たいていの一般誌が揃っていた。
「週刊新潮」や「週刊文春」「ニューズウィーク」「週刊ポスト」「プレイボーイ」などの週刊誌。
「ジャンプ」などのマンガ週刊誌。
釣り雑誌,ゴルフ雑誌,「ムー」「SAPIO」などもある。
特に充実していたのは実話系だ。「アサヒ芸能」「実話ドキュメント」「増刊大衆」「実話時代」などはよく見かけるが,「実話時報」「実話大報」なんてのははじめて。
しかも見出しが「三代目弘道会執行部がどうたら」とか「六代目山口組がどうこう」というもので,これら専門的なジャーナルは拘置所の中の専門家の必携書なのだろう。
しかし,一番笑わせてくれた雑誌はといえば「おとなの週末」のほかにはない(誌名がね)。