BRSAのバス旅行についてたびたび書いているが、バスの予約に取りかかったとき、BRSAの役員から言われたのは「他のビルマのグループが元旦のバス旅行の募集をかける前にBRSAが企画を出せば、人もたくさん集まる」ということだった。
そんなわけでわたしは大急ぎで手配したのだが、おととい、バス旅行を担当してくれているネーミョーアウンさんから聞いたのは、参加者の集まりが期待していたより鈍いということだった。50人の予定が、いまのところ30人だという。
なんでも、BRSAの一泊二日のバス旅行企画を見た他のビルマのグループが、もっと安い値段で大阪USJの日帰り旅行を企画し、そっちのほうに流れたようだ、という。
人に先んじるというのもリスクがあるわけだ。
BRSAのバス旅行についていえば、まだ時間もあるし、役員たちが頑張ってくれているので、参加者数の点では問題になるようなことはないだろうが、在日ビルマ・コミュニティの元旦のバス旅行というひどく小さな市場でもこんな熾烈な競争が生じているのである。キビシい世の中だ。