1月10日日曜日、カチン州記念日式典の始まる前、ある在日ビルマ難民から留守電が入った。メッセージを聞いてみるが音が悪く何を言っているかよくわからない。「また電話します」とかろうじて聞き取れた。かけ直してみるが不通。そのうちまたかかってくるだろうとそのままにしておいたら、1月14日木曜日にもう一度かかってきた。
そこで、身元保証している難民認定申請者が死んだことを知った。
遺体が発見されたのは10日、わたしに電話があった日だ。
死者はある職場の寮に暮らしていて、人手が足りない時に仕事を手伝い、それでもらうお金で暮らしていた。1月7日木曜日は仕事に出てきたが、金曜日は呼びに行っても出てこない。おおかたどこかに出かけているのだろう、と同僚は思い、鍵のかかった部屋を後にした。
ところが、土曜日も日曜日も姿を見せない。彼には飲酒の癖があり、あてにならないところがあったようだが、これはなにかあったに違いない。
心配した仲間が部屋の鍵を開ける。と、そこには死者がいた。
そこで、身元保証している難民認定申請者が死んだことを知った。
遺体が発見されたのは10日、わたしに電話があった日だ。
死者はある職場の寮に暮らしていて、人手が足りない時に仕事を手伝い、それでもらうお金で暮らしていた。1月7日木曜日は仕事に出てきたが、金曜日は呼びに行っても出てこない。おおかたどこかに出かけているのだろう、と同僚は思い、鍵のかかった部屋を後にした。
ところが、土曜日も日曜日も姿を見せない。彼には飲酒の癖があり、あてにならないところがあったようだが、これはなにかあったに違いない。
心配した仲間が部屋の鍵を開ける。と、そこには死者がいた。
カチン州記念日の踊り