2014/10/31

コーチング

ミャンマー家庭料理シエルのホームページを作った日本人の常連について触れたが、藤由達蔵さんという方だ。

藤由さんは2年ほど前に在日ビルマ人と知りあったのがきっかけでビルマに関心を持つようになった人で、驚くべき行動力とポジティブな社交性で瞬く間に在日ビルマ人社会で知られるようになった。

ビルマの解放にともない、それまではあまりいなかったような人がビルマに関心を持つようになった。日本のほうでも広く解放されたというわけで、いろいろな人々がそれぞれの立場からビルマに関わるようになっている。これはとてもよいことだ。

コーチングという分野で活躍されている藤由さんもまた、その専門をビルマで役立てたいという夢を持って、さまざまな活動をしておられる。このコーチングについては彼のサイトで知ることができる。

彼はまた、シエルを会場に月に一回「ミャンマー料理を食べながら夢と希望をシェアする会」という飲み会を主催している。ちょうど昨日その会があり、藤由さんと飲みたかったので夢も希望もないわたしも参加させてもらった。4人の参加があり、ビルマについていろいろな話を聞くのは楽しい。

シエルにはカラオケもあるが、藤由さんはずいぶんビルマ語の歌を知っている。それだけではなくビルマ語でも歌う。歌いながらノートに時折目をやるが、そこには気に入った歌の歌詞がビルマ語で丁寧に書かれているのだ。

物事は何でもちゃんと意識的に学ばないとダメだ。それは、藤由さんの何倍もの年月をビルマ人と過ごしながら、「門前の小僧」を信じたばかりにいまだにビルマ語で一曲も歌えないわたしが証明している。

小僧め〜。