わたしが現在身元保証人をしているビルマ難民は20人を超える。これに以前身元保証をしていたが今していない人、つまり在留許可をもらったり、ビルマに帰ったりした人を加えると40人を超える。
これだけの数の身元保証人をしている人は、わたしだけではないし、またわたし以上の人もいる。
それでも少数派なのは間違いなく、そんなわけで身元保証に関してわたしも何かひとことくらい言ってもよいのではないかと思う。
まず、身元保証とは何かについて簡単に述べておくと、わたしが身元保証を引き受けるのは、保証される人を入管の収容所から出すためだ。おそらく入管の手続きの中には、それ以外の理由で外国人を身元保証することもあるだろうがわたしはよく知らない。また、入管とは別に、たとえば外国人が部屋を借りるさいの身元保証もあるが、これは原則的にわたしはやらないので(例外はあるが)、ここでの話からは除外する。
入管に収容されている人を出すためには仮放免許可を申請しなくてはならないが、この際に必要となるのが身元保証人だ。身元保証人は身元保証書と誓約書に署名し、住民票・資産を証明する書類・所得を証明する書類を提出しなくてはならない。
所得を証明する書類は、勤務先からの在職証明書や課税証明書など。資産を証明する書類は、銀行残高証明など。
わたしは銀行残高証明書を時間とお金(1枚700円)をかけていつも銀行に取りにいっていた。取ったことのある人ならすぐ分かるが、その場ですぐには出してくれない。後日取りにいくか、郵送だ。しかし、万事につけ無計画なわたしは切羽詰まって申請をすることが多く、鷹揚に待ってなんかいられない。なので、銀行の人に無理を言ってその日に出してもらっていた。
ところが、わたしはうかつにも知らなかったのだが、これは通帳のコピーでも問題ないということだ。おお徒労多き人生よ。
これだけの数の身元保証人をしている人は、わたしだけではないし、またわたし以上の人もいる。
それでも少数派なのは間違いなく、そんなわけで身元保証に関してわたしも何かひとことくらい言ってもよいのではないかと思う。
まず、身元保証とは何かについて簡単に述べておくと、わたしが身元保証を引き受けるのは、保証される人を入管の収容所から出すためだ。おそらく入管の手続きの中には、それ以外の理由で外国人を身元保証することもあるだろうがわたしはよく知らない。また、入管とは別に、たとえば外国人が部屋を借りるさいの身元保証もあるが、これは原則的にわたしはやらないので(例外はあるが)、ここでの話からは除外する。
入管に収容されている人を出すためには仮放免許可を申請しなくてはならないが、この際に必要となるのが身元保証人だ。身元保証人は身元保証書と誓約書に署名し、住民票・資産を証明する書類・所得を証明する書類を提出しなくてはならない。
所得を証明する書類は、勤務先からの在職証明書や課税証明書など。資産を証明する書類は、銀行残高証明など。
わたしは銀行残高証明書を時間とお金(1枚700円)をかけていつも銀行に取りにいっていた。取ったことのある人ならすぐ分かるが、その場ですぐには出してくれない。後日取りにいくか、郵送だ。しかし、万事につけ無計画なわたしは切羽詰まって申請をすることが多く、鷹揚に待ってなんかいられない。なので、銀行の人に無理を言ってその日に出してもらっていた。
ところが、わたしはうかつにも知らなかったのだが、これは通帳のコピーでも問題ないということだ。おお徒労多き人生よ。