在日ビルマ難民の一人(男性)がiPhoneが欲しいというので一緒にヨドバシカメラに行った。
iPhone4S発売の前日のことで、売り場ではiPhone4 が半値以下で売られていた。 つまりこれがわれわれの狙いだったわけ。
16GBは19800円。32GBは29800円。 余計なサービスも買わなければならないがそれでも安い。
在庫を聞いて見ると、 32GBはホワイトとブラックが揃っているが、 16GBにはホワイトしかないとのこと。
ここはもちろん彼には16GBしかない、 というのが、iPhoneの先輩たるわたしの考えだった。 iPhoneどころかパソコンももっていない彼に32GBなどメモリの持ち腐れ。
「16GBでいいんじゃない」
しかし彼はどうも乗り気ではない様子だ。わたしはさらに言う。
「16GBで十分ですよ!」 これじゃブレードランナーのうどん屋だ。
結局32GBのブラックを選んだ彼は、わたしにこっそり打ち明けた。
「白なんて、女の子が使うもんでしょ」
わけのわからんこだわりっ。
ちなみにいえば、わたしは白の64GBである。