2014年12月21日のカレン・ニュー・イヤーではいろいろな人が歌を披露したが、そのバンド演奏を担当したのは、在日カレン人の若い人たちからなるグループ、KMT(カレン・ミュージック・チーム)で、忙しい中、毎週日曜日にスタジオに集まって練習していた。
11月ごろにカレンの人からわたしのところに連絡が来た。ぜひ1曲歌ってください、という。
わたしは『Passage of Life』という難民が主人公の映画で俳優デビューしたばかりだ(ただしセリフは「タン塩定食ください」のみ)。
俳優兼ミュージシャンというのも時代の要請だろう。
そんなわけで歌うことにした。
もっとも、カレン・ニュー・イヤーで歌うのははじめてではない。何年も前のことだが、カレン語で歌ったこともある。ドラムも叩いた。
しかし、今回はあまり時間もない。結局、人類が生み出した最高のバンド、The Kinksの"You Really Got Me"を歌うことにした。
一回、スタジオに行ってKMTのメンバーと練習した。ばっちりだ。あとは歌詞さえしっかり覚えれば……
で、本番で歌詞を忘れた。自分がどこを歌っているのか分からなくなった。
心の傷が癒えるまで2ヶ月かかった。
11月ごろにカレンの人からわたしのところに連絡が来た。ぜひ1曲歌ってください、という。
わたしは『Passage of Life』という難民が主人公の映画で俳優デビューしたばかりだ(ただしセリフは「タン塩定食ください」のみ)。
俳優兼ミュージシャンというのも時代の要請だろう。
そんなわけで歌うことにした。
もっとも、カレン・ニュー・イヤーで歌うのははじめてではない。何年も前のことだが、カレン語で歌ったこともある。ドラムも叩いた。
しかし、今回はあまり時間もない。結局、人類が生み出した最高のバンド、The Kinksの"You Really Got Me"を歌うことにした。
一回、スタジオに行ってKMTのメンバーと練習した。ばっちりだ。あとは歌詞さえしっかり覚えれば……
で、本番で歌詞を忘れた。自分がどこを歌っているのか分からなくなった。
心の傷が癒えるまで2ヶ月かかった。