2013/11/02

豆のフライ

すでにお知らせしたように,今日は松戸市馬橋の商店街イベントに在日ビルマ難民たすけあいの会(BRSA)として出店した。

販売したのはペヤージョーという豆のフライで,役員のミンアウンカインさんが朝の4時までかかって仕込んでくれたものだ。

「インド豆」と呼ばれる豆を一晩水に浸したものをすりつぶして,タマネギ,ニンニク,ショウガ,マサラスパイスなどを混ぜる。それを手で丸めてダンゴにして油で揚げると出来上がりだ。


これはとても美味しいし,ビールのつまみにもよい。しかも辛く作らないので,子どもの受けも良い。先週のダディンジュ祭りでも完売した。

そんなわけで今回も売れるに違いないと期待したのだが,そうでもなかった(さいわい赤字にはならなかったが)。

やはりビルマ関係のお祭りで売るのとは違って,普通の人は見慣れない食べ物にはあまり手がのびないようであった。

しかし,商品として悪いわけではない。試食してもらうとけっこう反応がよい。なので,売り方,関心の惹き方に改良すればきっといける,と思う。

後もうひとつ改良すべき点があるとすれば,こうした店をやるたびに,つげ義春の「散歩の日々」を思い出してしまう,というわたしの心構え以外になかろう。

放置しておけば,しまいにゃ石まで売りかねん。