せっかく,東京入国管理局横浜支局に行ったのだから,ちょっとしたインフォメーションを。
まず入管の横浜支局へのリンク。
行き方はJR東日本の新杉田駅からバスまたはタクシー。バスだと210円でこちらが時刻表。タクシーだと1250〜1300円ぐらい。15分はかからない。
ずいぶん昔に元町の横浜入管に行った記憶があったが,2009年にこっちに移転したのは知らなかった。
で,仮放免手続きについて。
来るようにいわれたのは午前の9時から10時の間。この間に手続きすれば,12時半頃には手続きが終わる(つまり出てくる)。
千葉からやってきたわたしは10時を少し過ぎてしまったが,特に問題はなかった。
入管につくと,3階の審判部門仮放免窓口に行く。そこで職員に来訪を告げると,2階の会計課の窓口に連れて行ってくれる。ここで,保管金振込書に住所氏名を記入し,押印の後,入管を出て,新杉田駅に戻る。バスはこの時間は1時間に4本ぐらい出ている。
電車に15分ほど乗って桜木町に着く。そこから歩いて横浜銀行本店に。ばかでかい。銀行2階の日銀代理店が目当てだ。保証金(保管金)を支払って,保管金領収書を受け取る。
電車に乗って,再び入管だ。領収書を会計課に渡すと,しばらく待った後,保管金受領証書ができ上がる。今度はこいつを持って3階に行き,担当職員に渡す。コピーを取ってる。
この受領書の確認をもって,被収容者を外に出す手続きが始まる。内部のことは想像できないが,少なくとも彼は今日自分が出る日であることはまだ知らない。
時計を見ると,12時10分頃。20分ほどかかるので,窓口の待合室で待つか,一階入り口脇の建物内のコンビニに行ってきてもよいと職員の人にいわれる。
そりゃもう腹減ったから,とわたしと同行者はコンビニに。店の入り口の前にはテーブルと椅子が設けてあって,来訪者たちが時間をつぶしている。店の中にも小さなテーブルが2つあって,わたしたちはそこで買ったものをがっついた。
今回わたしが会った2人の職員はみな女性で,対応にイヤなところはない。同行したカチン難民が「品川とはえらい違いだ」と笑う。 彼も収容された経験を持つ。
12時30分に3階に戻る。まだ出てこない。待合室にはイラン人と日本人の家族。2人の子どもを連れている。もう1人年配のイラン人がいて,この家族は彼の仮放免手続きのために来たようだ。そして,若い男の弁護士と,アフリカ系の男性が2人。そのうち1人も今日出てきた人のようだ。弁護士が身元保証人をしているようで,流暢な英語で,しかもやけに大きな声で話している。入管内でデカい顔ができるのは弁護士だけだ。「絶対,わたしのサインを忘れないでください!」 仮放免延長手続きのことだ。
12時45分にわたしたちの目当ての人が出てくる。 リュック背負って,大きな荷物をぶら下げて。
まるで山から降りてきた人のようだった。
まず入管の横浜支局へのリンク。
行き方はJR東日本の新杉田駅からバスまたはタクシー。バスだと210円でこちらが時刻表。タクシーだと1250〜1300円ぐらい。15分はかからない。
ずいぶん昔に元町の横浜入管に行った記憶があったが,2009年にこっちに移転したのは知らなかった。
で,仮放免手続きについて。
来るようにいわれたのは午前の9時から10時の間。この間に手続きすれば,12時半頃には手続きが終わる(つまり出てくる)。
千葉からやってきたわたしは10時を少し過ぎてしまったが,特に問題はなかった。
入管につくと,3階の審判部門仮放免窓口に行く。そこで職員に来訪を告げると,2階の会計課の窓口に連れて行ってくれる。ここで,保管金振込書に住所氏名を記入し,押印の後,入管を出て,新杉田駅に戻る。バスはこの時間は1時間に4本ぐらい出ている。
電車に15分ほど乗って桜木町に着く。そこから歩いて横浜銀行本店に。ばかでかい。銀行2階の日銀代理店が目当てだ。保証金(保管金)を支払って,保管金領収書を受け取る。
電車に乗って,再び入管だ。領収書を会計課に渡すと,しばらく待った後,保管金受領証書ができ上がる。今度はこいつを持って3階に行き,担当職員に渡す。コピーを取ってる。
この受領書の確認をもって,被収容者を外に出す手続きが始まる。内部のことは想像できないが,少なくとも彼は今日自分が出る日であることはまだ知らない。
時計を見ると,12時10分頃。20分ほどかかるので,窓口の待合室で待つか,一階入り口脇の建物内のコンビニに行ってきてもよいと職員の人にいわれる。
そりゃもう腹減ったから,とわたしと同行者はコンビニに。店の入り口の前にはテーブルと椅子が設けてあって,来訪者たちが時間をつぶしている。店の中にも小さなテーブルが2つあって,わたしたちはそこで買ったものをがっついた。
今回わたしが会った2人の職員はみな女性で,対応にイヤなところはない。同行したカチン難民が「品川とはえらい違いだ」と笑う。 彼も収容された経験を持つ。
12時30分に3階に戻る。まだ出てこない。待合室にはイラン人と日本人の家族。2人の子どもを連れている。もう1人年配のイラン人がいて,この家族は彼の仮放免手続きのために来たようだ。そして,若い男の弁護士と,アフリカ系の男性が2人。そのうち1人も今日出てきた人のようだ。弁護士が身元保証人をしているようで,流暢な英語で,しかもやけに大きな声で話している。入管内でデカい顔ができるのは弁護士だけだ。「絶対,わたしのサインを忘れないでください!」 仮放免延長手続きのことだ。
12時45分にわたしたちの目当ての人が出てくる。 リュック背負って,大きな荷物をぶら下げて。
まるで山から降りてきた人のようだった。