わたしの所属する海外カレン機構(日本)の事務局長が、昨年の10月、カレン民族同盟総会に参加するためにタイに行った。
しかし、すでに書いたようにこの総会(KNUコングレス)は開催時期がひと月もずれたため、事務局長は出席できずに帰ってきた。
しかし、そのかわり彼はあちこち訪問し、ノポ難民キャンプにも行った。このキャンプには昨年の第三国定住プログラムで日本に来ることを最終的に辞退した家族がいるそうだ。
彼が日本に帰った後、わたしは第三国定住プログラムについて調べているある学生を紹介した。
その学生は事務局長にインタビューをし、ノポ・キャンプの家族がどうして日本に来たがらなかったのかについて質問をした。そこで、彼は日本からノポ・キャンプの責任者に問い合わせてくれた。
すると、キャンプの責任者は辞退の理由として次のようなものを挙げたという。
1)日本語が難しい。
2)日本人が行きたくないような場所に行かされる。
3)台風と地震が恐い。
4)年老いた両親を残して行くのが心配。
5)日本にはカレン人が少ない。
6)医療への不安(お金がない)。
4番目の問題はどうしようもないが、それ以外は誤解か心配するようなことではない、というのが、日本暮らしの長い事務局長の意見だ。
しかし、すでに書いたようにこの総会(KNUコングレス)は開催時期がひと月もずれたため、事務局長は出席できずに帰ってきた。
しかし、そのかわり彼はあちこち訪問し、ノポ難民キャンプにも行った。このキャンプには昨年の第三国定住プログラムで日本に来ることを最終的に辞退した家族がいるそうだ。
彼が日本に帰った後、わたしは第三国定住プログラムについて調べているある学生を紹介した。
その学生は事務局長にインタビューをし、ノポ・キャンプの家族がどうして日本に来たがらなかったのかについて質問をした。そこで、彼は日本からノポ・キャンプの責任者に問い合わせてくれた。
すると、キャンプの責任者は辞退の理由として次のようなものを挙げたという。
1)日本語が難しい。
2)日本人が行きたくないような場所に行かされる。
3)台風と地震が恐い。
4)年老いた両親を残して行くのが心配。
5)日本にはカレン人が少ない。
6)医療への不安(お金がない)。
4番目の問題はどうしようもないが、それ以外は誤解か心配するようなことではない、というのが、日本暮らしの長い事務局長の意見だ。