山の中にある村から強制移住された村人たちの間では、別の問題が発生しています。
以前は煮炊きに使う薪は、山の中で自由に集めることができたのに、移住先では薪がないので、買うしかないのです。
以上が、ネピドーのあるNGO職員から聞いた話である。軍事政権による一方的な強制移住によって、村人たちの生活が破壊されている様子がうかがえる。
さて、このNGOの資金源について聞いてみたら、外国からの支援には頼ってはいないとのことだった。そんなわけで、運営は大変なようだ。
そこで、もし日本人の中でこういう活動を支援したいという人がいて、寄付をしたい場合どうしたらよいか、と尋ねたら、銀行を通さずに直接団体に手渡すのが一番確実という返事だった。
安全上の理由から、このNGOの名前は公表できないが、このNGOの活動について詳しく知りたい、あるいは直接連絡を取ってみたい、という方は、ご連絡いただければ、お教えします。