2012/10/23

アラカンの海

前にビルマの人は川魚に比べて海の魚はあまり食べないと書いたが、これも場所によって異なるようで、アラカン州ではいろんな海産物に恵まれているという。

アラカン人を父に持つある若い人から聞いたのだが、父の実家のあるアラカン州にヤンゴンから里帰りするたびにタコだの生ガキだの見たこともないような食べ物を出されて閉口したとのこと。日本人だったらよだれを垂らして飛びついているところだろう。

ウミガメの卵も食べる。ウミガメの卵自体は珍しくはないようだが、変わっているのは、これを生でご飯にかけて塩をふって食べる。バターのように濃厚でおいしいのだという。日本人だったら醤油をまき散らしながら飛びついているところだろう。