「アラビア語チュニス方言のアスペクトを表示する前置詞—その統語的特徴と意味—」という論文を書いた。
ここで扱ったのは、日本語で「〜している」「〜しているところ」「〜している最中」とか、英語で「be動詞+ing形(いわゆる進行形)」にあたる表現だ。こういう表現は、相(アスペクト)という用語を用いて進行相とか継続相とかいわれる。
北アフリカのアラビア語諸方言のひとつの特徴として、英語のinにあたる前置詞(fii)が動詞とペアになって継続相を表す(ことがある)というのがある(これは現代標準アラビア語や文語にはない特徴だ)。
ここで扱ったのは、日本語で「〜している」「〜しているところ」「〜している最中」とか、英語で「be動詞+ing形(いわゆる進行形)」にあたる表現だ。こういう表現は、相(アスペクト)という用語を用いて進行相とか継続相とかいわれる。
北アフリカのアラビア語諸方言のひとつの特徴として、英語のinにあたる前置詞(fii)が動詞とペアになって継続相を表す(ことがある)というのがある(これは現代標準アラビア語や文語にはない特徴だ)。